第18章 宇髄天元➕煉獄杏寿郎 ②
「ーーーっ…出るっ……!」
宇髄先生が切なげに眉根を寄せた瞬間、口の中で抜き差しされていたモノがぶるぶると震えて、口の中に生ぬるい液体が出された。
「宇髄せんせ…これ…」
「別に飲まなくていいぞ、ここにぺってしろ」
私はティッシュを差し出されたが、それを受け取らずに、ごくりと出された液体を嚥下した。
「はぁ?!お前…!」
ーこれが宇髄先生の味…
苦くて生ぬるくて全然美味しくはない。
でもなぜかこれを身体が欲していたということはわかった。
「あの…煉獄先生のも、舐めていいですか…」
「もちろんだ、構わない」
「んっ…む…」
ゆっくりと煉獄先生のを飲み込むと、煉獄先生のも宇髄先生のモノのように手でしごいていたときよりも硬くて熱くなっていた。