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貴方に出会うそのために〜イケメン戦国 徳川家康・上杉謙信〜
第7章 二人の距離
「政宗。今日も稽古つけてくれる?」
安土での暮らしに慣れ始めてきたある日。
みんなで食べる朝餉の席で、私は稽古の相手を政宗に頼んでいた。
知り合いもいない安土での暮らしで、私の唯一の楽しみが政宗との稽古だった。
「悪りーな、烈。今日は俺、視察しに領地に行かなきゃなんねーんだ。」
「そっか……。」
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