• テキストサイズ

貴方に出会うそのために〜イケメン戦国 徳川家康・上杉謙信〜

第6章 安土へ


急な政宗の申し出に少し戸惑いはしたけど、思わぬところで稽古相手が見つかって私は少し嬉しくなった。

人質として来たから少し不安だったけど…良かった。みんないい人そう…
ひとり…除いては……

「烈さんは、お美しいのに武芸も長けてるんですね。」

「そ、そんなことないよ…」

三成くんの笑顔で真っ直ぐな瞳を向けられ、照れながら謙遜していると、どこからともなく刺々しい言葉が三成くんに向けられた

「お前も少しは、剣の腕を磨いたら?」

その声の主は家康さん。
優しい笑顔を浮かべる三成くんとは対照的な
冷めた顔。

「さすが家康様。私の剣の心配してくださるなんて。ありがとうございます。」

/ 335ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp