第5章 出会い

「ほう。それで、その烈とやらはお前の子孫だと」

信玄の思った通り、驚きはしてるもののこの浮き世離れした話を否定しない信長

「そういうことだ」

「ここへ連れて来い。ひと目見たい」

「……変なこと企むなよ？」

ニヤリと含み笑いをしてる信長。信玄は牽制するようにじろりと睨むと、乃々と烈を連れてくるように家臣に命じた

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