貴方に出会うそのために〜イケメン戦国 徳川家康・上杉謙信〜
第3章 私の名前
近すぎる乃々さんを押し返して、少し遠ざけ
どう説明したらいいか、少し思案する
「…うーん……。うまく説明できないんですけど…
現代には、居場所がなかった……いや…違うな……うーん……違和感?」
そうだ!!違和感だ!!!
「違和感!!そうです!!違和感!!」
自分の気持ちとピッタリな言葉が見つかり、思わず目の前にいる乃々さんの手を両手で握り締める
「違和感か。すなわち、君は、現代に生きてることにずっと違和感を感じていたってことだね?」
興奮気味な私に代わって、佐助さんが冷静に説明してくれた