貴方に出会うそのために〜イケメン戦国 徳川家康・上杉謙信〜
第17章 その肌に触れる
自らの身体から湧き出る水音が恥ずかしいのか、
烈は自分の顔を片腕で隠す。
家康はその腕の下に隠された、表情(かお)が見たくてその腕を組み伏せると
濡れた赤銅色の瞳が、艶かしく家康を見つめた。
「……はっ…っ…あ……」
滑らかになった烈の花びらの中に、家康さんが一本、二本とゆっくりと指を沈めてゆく
烈の中に沈めた指を家康が動かすと、キュウキュウと指は締め付けられた。
烈から溢れ出た水が、彼女自身を十分に満たしたところで、家康は烈に自分自身を当てがった。
ゆっくりと自分のそれを、きつい烈の中へ突き進めると、烈が息を止めて小さく身体を震わせる。
「……いっ……た……はぁ…ぁぁ……」
「…烈……ゆっくり、息…吐いて……」