• テキストサイズ

貴方に出会うそのために〜イケメン戦国 徳川家康・上杉謙信〜

第12章 私の知らない時間




翌日ーーー
朝餉の支度を手伝いながら、私は昨日のことを思い出していた。

一緒に歩いた城下町。繋がれた指先がまだ熱いのは気のせいか。
もしかしたら…家康さんも同じ気持ちでいてくれるのでは…?
そんな淡い期待が胸に膨らみ、私の顔がまたしてもニヤけていく。


「……また、馬鹿みたいな顔してる。」


「お、おおおお、おはようございます。」


不意に現れた家康さんに驚いて声が上ずった。




/ 335ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp