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貴方に出会うそのために〜イケメン戦国 徳川家康・上杉謙信〜

第10章 孤独感




ヒュッ

タンッ!

寂しいという感情を心から消すように、無心で的に向かって矢を放つ。
集中すればいつしか、その感情は消え去り気持ち良い汗が首筋を伝った。




(ラスト……一本!)


ヒュッ


タンッ!

最後に射った一本を、見事、真ん中に的中させると私は弓を下ろした。


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