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貴方に出会うそのために〜イケメン戦国 徳川家康・上杉謙信〜

第9章 御殿預かり






「大丈夫そうだね。打身の薬塗っておくから。でも、三日は大人しくすること。」

「は、はい。」

「……あと、信長様が呼んでる。支度が終わったら、天守閣に来て。」

「は……はい。」

家康さんは手早く道具を片付けると、部屋から出て行った。

(信長様が私を呼ぶってなんだろう?)


乱れた着物を着直し、信長様が自分を呼ぶ理由を探すけれど見当もつかない。
あの冷たい漆黒の瞳を思い浮かべると、嫌な予感しかしない。背筋がゾクリとしながらも私は信長様の待つ天守閣へと向かった。

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