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貴方に出会うそのために〜イケメン戦国 徳川家康・上杉謙信〜
第7章 二人の距離
「筋は悪くなさそう。」
「そ、そうですか?」
「別に褒めてないから。早く次、射って」
「あ、は、はははい」
褒められてもいないけど、否定もされていないと思うと嬉しくなった。
家康さんが細かく姿勢を直していくと、私が放つ矢が段々と的に当たるようになる。
当たることが楽しくなって、初めて弓道が楽しく感じられた。
ヒュッ!
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