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【ヒプマイ】よふかしのうた : R18 : 短編集

第6章 ※お願いだから触れて欲しい 乱数


痛いとも思えるその感覚に、腰がガクガクと震えた。


「んー…指、そろそろいれちゃうね」


ぐにぐにと入口をなぞられ、ぬぷぷっと水音をたてながら乱数の指が入ってくる。最初は異物感が気持ち悪かったのだが、すぐに乱数の指は私の気持ちいいところを探し当てた。


「あ…今締まった。分かる?このザラザラしてるところがの気持ちいいところだよ」
「んっ…あっ、い、いちいちっ…言わないで…」


グチュグチュと同じところを執拗に責め立てられ、声を抑えようにも漏れ出てしまう。気が付いたら指は2本に増えていたが、私のアソコは美味しそうに乱数の指を咥え込んでいた。


愛液で濡れた指をクリトリスに充てがい、それを優しく弾きながら今度は膣内に舌が入り込んだ。さっきとはまた違う異物感が襲う。


それはナカで生き物のように蠢き、膣壁を丹念になぶった。時折り溢れ出る愛液をじゅるるると吸い取りながら、クリトリスをいじる指は止めない。


「あっあっ、やっ、同時にしちゃ…ダメッ…んぁっ!!」
「っは、んーー、駄目じゃなくて、気持ちいい、でしょ?ほら、イっちゃいな」


だんだんと押し寄せる波が怖くなり腰を引こうとするも、乱数はそれを許してくれずまたさらに奥へと舌が入り込む。ラストスパートと言わんばかりに乱数の指が速くクリトリスを扱き、一際強く吸いつかれた。ビクビクッと体が激しく揺れ、目の前が真っ白に弾け飛んだ。


「っ、はっ、あ…っ」
「ふふ、イッた顔も可愛いーね!」


乱数は愛おしそうな目を向け、頬を撫でながら優しく唇を啄んだ。ぺろりと唇を舐め上げ体を離した後、ゴソゴソと何やら棚に手を伸ばしている。手に取ったのはゴムのようで、慣れた手つきで封を開け自身のモノに取り付けた。


それは心なしか先程よりも勃起しているように見え、ピクッと時折り動くのだ。


「ちょっ…あ、ま…そ、そんなの入らな…」
「大丈夫大丈夫、ゆっくり入れるからね〜」


ピットリと秘部にそれがあてがわれ、ぬちゃぬちゃと表面を数度擦り付ける。そしてグッと力を込めて、先っぽが秘部へと割り入った。指とは比べ物にならない質量に、息が詰まりそうになる。力んでしまった私を見て、乱数はよしよしと頭を撫でた。
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