• テキストサイズ

羅生門 -幸-

第6章 花火




ガチャ
「···っ、お疲れ様です太宰さん」

「······」

「今日も死ななくてよかったです」

「·····」

「ちょっとだけですよ」

ーーーーーー····

ぎゅぅ...
「君は弱すぎる」

「はい」

「だから私が君を守ってあげるよ」

「ありがとうございます」

(君を守るのは建前、本当は··鎖に繋げてずっと隣で飼いたいだけ)



それって

守ると同じ意味じゃないの?

「ずっと···マフィアにいる?」

ぽんぽん
「私の家ですから」

「····君の鎖は誰」

「?太宰さん?」

鎖?

鎖を使う異能力?

すすっ
「君の首と両腕と片足に私の"鎖"を取り付けてあげるよ」
/ 70ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp