【進撃の巨人】人類最強と死にたがり少女【リヴァイ】
第7章 知らない感情
「髪の色と目の色がアリスは綺麗だからね。モノクロのほうがアリス自身が映えて綺麗だよ〜……ってかどうしたの?どこか行くの?絶対安静なのに外出ていいの?」
「あーえっと、兵長に呼び出されたんです。外出許可も取ってくれたようで」
「え、呼び出し!?」
ハンジさんの目が変わる。あ、これ巨人を研究してるときの目だ。
「夕方迎えに行くって……なんか出るって言ってたので、えと、一応着替えとこうかと……」
「は〜ん、リヴァイのやつ〜結構グイグイいくじゃん〜ふふふふふふ〜」
「ハンジさん、怖いですよ……」
髪とか、何かしたほうがいいのかな……いやでもやったことないことはしないほうがいいよな……。
私は痛み止めの薬と水を一気飲みする。
「そういやアリス、リヴァイに告られたんでしょ?」
「ぶっ…!!」
水が喉に詰まる。
「ちょ、大丈夫……?!」
「大丈夫でっ……っす……ゲホッ……」
「それで……ちゃんと返事したの?」
「あっ………」
あれから3日経っている。ああ……兵長妙に尋ねてくると思ったらそういうことか……。
これはやらかした……