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【進撃の巨人】人類最強と死にたがり少女【リヴァイ】

第22章 ▼あいのかたち▼


「えっと……」

後日、顔合わせの日。

「あ、えっと貴方がアリスさんですね!俺たちどんな命令でも絶対に逆らいませんので!!」

「むしろどんな無理難題でも遂行してみせます!!」

「命にかえても貴方の命お守りさせていただくので、どうか………」

一気に下げられる頭。



「「「「どうかリヴァイ兵長に悪い報告をすることだけは勘弁してください!!」」」」



「ああ……えっと、……は、はい………」

その日食堂には、小さな少女に土下座をする大男5人という不思議な絵面が出来上がった。


「……リヴァイ、なにしたの?」

「……さあな、ただあいつらのご主人様は誰か……みっちり叩き込んでやったまでだ」

その日から調査兵団では、ビスクドールのバックには兵団のトップが絡んでいる。粗相をする、または手を出そうなんてものは闇に葬られるとの噂が立った。なお当の本人は噂のことなど全く知らず、

「兵長兵長〜聞いてください〜。今日私滑って木から落ちたんですけど、下にいたうちの班の子が抱き留めて助けてくれて〜……」

「ほう……?詳しく聞こうか」

「(ひぃいいい!!助けても駄目なのかよ!!)」

1日1日の報告を素直に上司にするのだった。
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