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【進撃の巨人】人類最強と死にたがり少女【リヴァイ】

第19章 昇進と回帰


「あ、言い忘れてたけど分隊長昇進おめでとう、アリス。いやぁアリスが同僚とはね〜、世代とは移るものだねぇ」

「ありがとうございます……、ハンジさんと同僚だなんて、光栄極まりないです……」

そういえば、分隊長昇進ということはリヴァイ班を離れるということか。少し寂しいような……そうでないような。

「そういえば、兵長の班はどうなっちゃうんですか?」

「俺の怪我が治り次第再編成するらしい。多分新兵どもだろうな」

なるほど……、今年の新兵は変わり者が多いと聞くが、優秀なものも多いと聞く。そういうことだろうか。

「……ったく、エルヴィンの考えることは相変わらずめちゃくちゃだな。こんなクソガキを分隊長にしちまうとは」

「……これは兵長を見下ろす日も近い……」

「んな日はこねぇよ馬鹿が」

「いだっ」

頭にチョップをかまされる。……怪我人だというのに容赦がない。痛い。

「それにしても、夜会ですか」

貴族主催ともなると、せいぜい豪華に開かれるのだろう。地下街育ちのゴロツキがそんなところ行っていいものなのか……、と思ったが兵長もゴロツキだったな。
なんであの人育ち悪いし口も悪い癖に品だけは謎にあるんだろう。
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