【進撃の巨人】人類最強と死にたがり少女【リヴァイ】
第18章 ▼初夜▼
最初は無理やり抱いてやろうと思った。
他の男に奪われたことが許せなくて、悔しくて、そんな柄にもねぇこと考えて。
「んっ……はぁっ………!!」
「っ……アリスっ………」
でも、こいつの笑顔をみたら、そんな考え全部吹っ飛んだ。
決してあいつらを許したわけじゃない。あいつらを許すつもりは毛頭ない。アリスが心も体も傷だらけになって、汚されてしまったのはまぎれもない事実。
それでもこいつは壊れなかった。ああ無事でよかったって、心の底から安心したんだ。
「……こっち、触るぞ」
「……は、い……」
ゆっくりとズボンを下ろし下着をずらしていくとそこは既に大いに湿り気を帯びていた。
初めては濡れにくいと聞くが、こいつには当てはまらなかったみたいだ。
「……なんだ、感じてんじゃねぇか」
「感じてない、なんて、言ってません……。……恥ずかしいので、そんなにジロジロ見ないでください……」
耳まで真っ赤に染まった顔は手だけでは覆い尽くせていない、その姿がまたたまらなく愛らしくて、
「んあっ………兵長っ、、、!!」
ズプっと指を一本埋めると、大きく声をあげ身体をのけぞらせるアリス。
「……っ……なんて面、してんだよ……」
俺はまた、下半身が熱を帯びるのを感じた。