【進撃の巨人】人類最強と死にたがり少女【リヴァイ】
第13章 嫉妬
「ペトラさん、私ペトラさんのこと大好きです」
「急にどうしたの!?」
昼に醜い邪な思いを抱いてしまったといえ、私は優しいペトラさんが大好きだ。
それに兵長を取られるかもしれない、そんな恐怖はあったがペトラさんに敵意を抱くような感情は一切なかった。何故か再確認したくなり夕食の途中、私はペトラさんに告白をする。
「ペトラさんのことも、ハンジさんのことも、エルドさんも、グンタさんも、オルオさんも、……リヴァイ兵長も、……私、大好きです」
「ほ、本当にどうしたの急に……」
それにシアル班長も。
「いえちょっと……、クソな自分に腹が立つことがありまして……」
水を飲みながら心配そうに私を見つめるペトラさんと目があう。
「……私も、アリスのこと大好きだよ。なんかさ、ただでさえうちの兵団って女の子少ないしね、アリスが入ってきてくれたときはすごく嬉しかったんだ。今でも、妹みたいに思ってる!」
妹……か、
「私も、ペトラさんのことお姉ちゃんみたいに思ってます……」
少し照れくさかったが、私はペトラさんに向かって精一杯笑う。