• テキストサイズ

【進撃の巨人】人類最強と死にたがり少女【リヴァイ】

第12章 捕獲作戦と古城


「俺も、アリスさん話しやすいです」

「そう?それはよかった。私ばっかり愚痴ってるし、エレンも愚痴っていいよ。リヴァイ兵長の愚痴ならなんでも聞くし、」

バケツで雑巾を絞り、本棚のほうを掃除し始める。ここで最後だ。

「い、いえ!!俺なんかが兵長の……愚痴なんてそんな!」

「いくらでもあるでしょー。チビのくせに、とか」



「チビはテメェだこのクソガキが」



背後から聞こえた低い声に背筋が凍る。
……どこから聞かれていた。

「わざわざ夕食に呼びに来てやれば随分な物いいじゃねぇかアリス。テメェにも躾が必要なようだな。今夜俺の部屋こい」

「いぃいやぁああ……」

ぶん殴られるか、奥歯をへし折られるかと思考しつつ悲鳴をあげるアリスと、一方エレンは、

「(今夜部屋って……も、もしかしなくてもそういう……)」

思春期思考に1人悶えていた。
/ 375ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp