第6章 悪夢
「胡蝶様すいませんお時間頂いて...」
今朝、鎹鴉から司令があって、今日煉獄さんと一緒にその司令に向かうことになった。だから椿の世話を頼むこと...もう1つ...
「以前煉獄さんと勝負したのですが
途中から何があったか覚えていなくて...」
あの日ほど混乱した日はないけど
度々意識を失いそうになったり、体をが動かなくなってまう
「...それは精神的なものだと思います外見的には問題なさそうですし...精神安定剤を処方しておきましょう」
何百と並ぶ薬の数に圧倒される
鬼殺隊の柱でもあり、藤の花で毒を作り上げた人...
1番最初に自分の弱い姿を見せてしまったためか、何となく紫娜は胡蝶に逆らえない
それでも初めて自分を打ち明けられた恩人でもある
「では、椿をお願いします」
深々と一礼をする
胡蝶様はいつも通り怒りを供えた美しい笑顔だった
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「紫娜〜もう行くのか?」
わぁひさしぶりだ まだいたんだ
「炭治郎さん!...全集中常駐ができるようになったんですか!」
「あぁ!まだ善逸と伊之助が出来てないから教えようと思う!ちなみに紫娜はいつからできるようになったんだ?」
初めてされた質問だなぁ...
でも良かった
那田蜘蛛山では深手の傷だったのに今は元気そうで
「私は型の方の呼吸よりも先に呼吸だけでできることを鍛練していたので...9歳?」
またやっちゃった
シュンとしちゃったよ
「あ、でも全集中の常駐はなかなか出来なくて習得するのに2ヶ月ぐらいかかったので本当に炭治郎さんが凄いです!」
あ、パァってなった パァって
たった数日で会得できるなんてすごいなぁ
私も頑張んなきゃかぁ