第7章 Coke+ポンパドール -Fseries-
息が上がってくる。
気持ちいい。
最近、忙しいから全然潤とイチャイチャしてなくて。
ちょっと溜まってたんだと思う。
「潤…」
あっという間に、出したくなった。
「ん…?」
潤も頬がちょっと赤くなって…
額に汗が滲んでるのがわかる。
部屋の中はおひさまの光が、きらきら綺麗
潤の汗も、きらきら綺麗
「…智…」
潤の赤い唇が、俺の鼻の頭にキスをした。
「凄い、濡れてる」
「だって…」
「もう出ちゃう…?」
なんか早漏みたいで嫌だ。
もうちょっと…我慢しなきゃ…
「先走り凄いよ…ほら、ぬるぬる…」
「じゅ、んだってっ…」
俺の右手の中も、ぐちゅぐちゅしてる。
潤は感じやすいから、すぐぬるぬる出すんだ。
お互いの手の動きが、だんだん激しくなってくる。
少し潤の息が荒くなったと思ったら、がぶりと唇に噛みつかれた。
「う…ぅ…」
いきなりだったから、息が吸えない。
苦しいけど、潤が俺の唇を閉じたままベロベロと舐めてるから、鼻からなんとか吸ってみたけど、うまく息ができなかった。
「智…」
俺の名前を呼んで、やっと息ができた。
べろりと俺の唇を舐めると、唇を舌で割って入って来た。