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カラフルCU【気象系BL小説】

第5章 ブーゲンビリア-Fseries-




「翔…翔…愛してるよ…」
「うん…っぁ、俺、もっ…愛してるっ…」

智くんの汗と、俺の汗が飛び散って。
シーツを濡らしていく。

何度絶頂を迎えても、まだ足りない。
もっと欲しい。
もっともっと欲しい。

智くんが…欲しい

「はぁっ…あっ…翔、もうっ…」
「俺、もっだめっ…来てっ…智っ…」

ガクガクと激しく身体を揺さぶられて、目の前が真っ白になるほどの快感が脳天に響く。

「翔っ…」

ぎゅうっと身体を抱きしめられて、俺の奥深く。

「智っ…」

智くんの熱い精液が注ぎ込まれた。




「やべ…外明るい…」

しばらく、俺の中に入ったままだったけど。
ちょっと動いたらにゅるんって出て行ってしまった。

なんだかちょっと寂しい。

「あぁ…で、出てきた…」
「わ…凄いいっぱい…」

久しぶりだからって、何回しちゃったんだろ…
間に休憩入れたり、イチャイチャタイムがあったとはいえ…
何時間してたんだ…

漏れ出てくる感覚が、かなりやばい。
慌ててたら、智くんがティッシュで押さえてくれた。

「へへ…」
「何笑ってんだよ…俺もうじじいなんだからな…?」

相当くたびれて、素早く動けないみたいだ。

「だって…しあわせなんだもん…」
「ふ…そっか…俺も、しあわせだ…」

こつんと額と額を合わせて。
至近距離の目と目を合わせた。

「…こんなじじいと、一生一緒にいてくれますか?」
「…あたりまえじゃん…俺もじじいだし…」

ふふっと笑って。
ぎゅっと手を握って。
それからまたキスをくれた。


ありがとう

俺と出会ってくれて

ありがとう

あなたがあなたで居てくれて


俺だけの雄…俺だけの男…


それがあなたでよかった


「…朝ごはん、作ろっか…」
「おう…俺も一緒に作るよ…」


そして、一緒に

生きていく



【END】

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