第5章 ❀貴方とならどんな事でも

｢不味い……｣

小芭内さんが口を離して嫌そうに呻くが、

｢そうですか？苦かったですけど……これが小芭内さんの味なんだと思ったら美味しかったです｣

私がそう答えると、｢〜〜っ、！｣と声にならない声を出しながら顔を片手で覆って耳まで赤くした。

そして、｢覚悟しろ｣と言うと私の鎖骨にキスをした。ヂュッ……♡と強く吸われ、チリッとした痛みが走る。

そのまま舌を出して、ツゥーと胸まで顔が下がる。右の乳首を舌がチョンと触ったと思ったら、舌でピンッ♡ピンッ♡と弾かれる。

｢んっ、ぁっ！｣

乳首をぺろぺろと舐められ、ゾクゾクと背筋が震える。左の乳首も指で捏ねたり弾かれる。

｢やんっ、ぁっ、ん！｣

そのまま口に含まれてチュウッと強く吸われた。

小芭内さんって、胸好きだよなぁ……って思うが、男の人って胸好きなんだっけ、確か。