第3章 ❀できるなら、愛しい貴方といつまでも
「ひぁっ、あっ、あっ、あっ、ひぃん……!」
「善い声になってきたな」
グチュグチュと聞こえる音も、先程までは恥ずかしいとしか思えなかったのに、それすら快感に変わる。
頭がどんどん蕩けていくようだ。
チュッ……と小芭内さんが私にキスをして、
私は自分から小芭内さんに舌を絡ませた。
小芭内さんは目を丸くしたけど直ぐに細めて、お互いに夢中で舌を絡ませ合う。
上からも下からも、水音が卑猥に鳴り響く。
恥ずかしい。恥ずかしいのに気持ちがいい。
ずっと、こうしてキスしていたい。
だけどいつまでも続く事などなくて。
──っていうか、私がもう限界だ!