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空と陸の距離

第7章 見えない恋心


ぽつり、ぽつり

拭えば拭うほど
さんの目から涙が零れる。


「ごめん・・・」

必死に止めようとしてる。
袖で涙を拭いてるけど。


さんの涙は止まりそうにない。


「止まらない」
「そうですね」
「和さん、止めてよー」
「無茶言わないの(笑)」

笑ったり泣いたり、忙しい人です。





「止めてほしい?」
「うん」
「いいの?」
「なにが?」
「そんなこと言っちゃっても」





さん

俺がどんなやつか知らないから



簡単にそんなこと
いっちゃいけないんですよ


















「え」




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