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空と陸の距離
第2章 捨てた希望
「?」
別に意図的なものでもなく
ただ私はいつもの場所に立つだけ。
たまたまその人の隣に
来てしまっただけ。
「貴女も・・・握手求めてるわけ?」
私を見下ろすなり、
その人が言った。
これが、和さんが私に言ってくれた
一番最初の言葉。
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