第10章 大人気なくてすまない〖冨岡義勇〗⚠R18
気づくと自分達の屋敷にたどり着いた
「…やはりもう化粧をするな」
「えっ!!」
「いや、するなとは言わない
俺と一緒に居る時限定だ」
凄く嫉妬しているのが伝わってくる
不安にさせたくなくて抱きしめる
ギュッ
「義勇さん…私、義勇さんの事が大好きなんです…他の人なんてどうでも良くて…義勇さんに綺麗って思って欲しくて…可愛いって思って欲しくて…」
一生懸命伝えようとするひなのに
抱きしめ返す義勇
「すまない…
大人げなかった」
「違うんです!凄く嬉しいんです!!」
上を向くと
チュッ
「んっ」
キスを繰り返す
「アッ…義…勇さん…ンッン」
「抱いてもいいか??」
「きっ聞かないでください💦
……いいに決まってるじゃないですか」
お化粧でいつもと雰囲気が違うひなのに
ドキッとする
「もう少しちゃんと顔を見せてくれ」
クイッ
ずっと顔を見つめてくる
「恥ずかしいです…」
顎を持たれているせいで
顔を隠せない
よしと満足した義勇は
再び顔を近づける