第32章 長男でも…我慢は嫌なんだ〖竈門炭治郎〗⚠R18
「伊之助ーーー凄くピカピカのどんぐり見つけたよ」
ドヤっ
「うぉおおお子分すげぇじゃねぇーーーか」
❨モヤモヤ…❩
「ひなのちゃん♡可愛いお花見つけたんだ♡」
モジモジする善逸
「善逸くんありがとう!!」
ニコッ
❨モヤモヤ…❩
俺は長男、なんでも我慢出来る…はずだった
伊之助も善逸も大切な仲間でもあり友達だ
ひなのとも仲良いのは当たり前
2人は、俺とひなのが恋仲なのも
知っているからそれ以上のことは
絶対にしない…でも…
「最近、伊之助と善逸と仲良すぎじゃないか?」
モヤモヤする…情けない…
でも独り占めしたい気持ちが
自分を支配してしまう
「はぁ…」
炭治郎はため息をつきながら
廊下を歩く
「おう、炭治郎じゃねぇーか
ため息ついてどうしたんだ?」
「宇髄さん!!」
宇髄を見てハッとする炭治郎
嫁を3人に持つ彼なら
何かいい方法を知っているかもしれない
「相談があるんですが!!」
そこから話が弾み
「炭治郎、コレやるよ」
「なんですか?これ?」
ピンクの瓶に入った液体
「媚薬だ」