第27章 二人のペースで共に歩もう〖伊黒小芭内〗⚠R18
最近、私は御館様に認められ柱になった
親を殺され無我夢中で戦ってきた
鬼舞辻無惨だけは許さない
アイツを殺すためなら自分の命も
惜しまない、そう生きてきた。
しかし…
気づくと私には心の拠り所できていた
「今日も伊黒さんと一緒の任務!!」
嬉しくて顔がニヤける
柱になるまで全く接点もなく
話したことがなかった
そんな中一緒の任務が増え
会話が増えたことにより
凄く優しい人なんだと知った
私は…伊黒さんに惚れている
「神雛」
「あっ伊黒さん!!」
笑顔で近づく
「今日は少し難しい任務みたいだ…気をつけて向かおう」
「はい!!」
気を使ってくれる伊黒さん
とても優しくてほっこりする
鬼が出た場所へ向かう
途中から異様な雰囲気が漂っていた
「伊黒さん…とっても嫌な感じですね」
「そうだな」
2人とも圧に押されそう
しかし、柱の私達が向かっているんだ
きっと大丈夫
そう考えていると目的地に着いた
「なっなにあれ…」
大きな鬼が女性達を取り込んでいっている
5人…いや、10人以上だ
「まずいな」
伊黒さんはすぐに助けに行く
私も追いかけなきゃ
と必死でついて行く
「神雛俺が、女性達を切り離す
安全な場所へ移動させてくれ」
「はい!分かりました」
グサッ…ザッ
「う"わ"ぁぁぁ何しやがる、俺の食事を邪魔するなぁぁぁあああ」
女性を抱えている伊黒さんに向かって攻撃が
「伊黒さん!!」
無意識に体が動き
伊黒さんを守る
1本の攻撃を受け止めたが
片方が受け止めきれない
「(まずい)」
その瞬間私を切り刻む
「神雛!!!!!!」
ゴロゴロと地面に転がった
「ゲボッ…ゲホッ」
「大丈夫か!?」
全然体の痛みを感じない
あれ?私切られたよね
そう思い体を見ると
「キャー」
「どうした」
「伊黒さん私のことは気にせずあの鬼を倒してください!!」
「大丈夫なのか?」
「はいっ!!」
大きな声で返事をし元気そうなので
伊黒は鬼の元へ戻る
「これ見られたらやばい」
何かというと、見事に服と下着が着られ
手を離せば胸はポロリだ