第25章 君との距離〖錆兎〗⚠R18
「私、何があっても錆兎が好き
義勇とは確かに長い時間一緒に行動することが多いけど…やっぱり錆兎がいい」
泣きながら想いを伝える
すると、次は優しく抱きしめられた
「ごめん…ひなの義勇のことばかり言うから好きになったと思ってしまった」
「バカっ、そんなはずないじゃん」
「本当にごめん」
「どんなに離れてても錆兎を愛し続ける自信だけはあるんだよ!!」
仲直りにキスしてほしいというひなのに
ちゅっ軽いキスをする
「ずっとそばに居て欲しい」
「じゃあ家族になる?」
「えっ」
驚く錆兎
「妻が、命かけて皆を守ってるってカッコイイじゃん!!」
ドヤっと笑う
「はぁ…本当にひなのには敵わないな」
プロポーズは普通男からだろ?と怒られるひなの
もうお互いを心配させないように抱き合い
幸せな雰囲気が流れるのであった。
朝起きると、クマが凄い義勇が現れる
「おはよう…」
「ちょっ義勇!?」
驚き近づくひなの
「考え事をして寝れなかった…」
そこにひょこっと現れた錆兎
「おはよう義勇…ってどうしたんだ!?」
2人に沈黙が流れる
「あ…」
何かを思い出したように謝る錆兎
今日1日なんでも義勇の言うことを
聞いてあげる姿が目撃されるのであった
「仲良いな2人とも」
何も知らないひなのは微笑ましく笑っていた
~END~