第14章 大っ嫌いなんて…嘘。〖冨岡義勇〗⚠R18
「おい!!ひなの」
「義勇さんのわからず屋!!
大っ嫌いです!!
もう知りません!!」
くだらないことで喧嘩してしまった…
周りに心配をかけるほど
口を聞かなくなって1週間
心配した炭治郎がひなのに声をかける
「ひなの!」
「炭治郎くんどうしたの?」
「いや…大丈夫なのか?」
「なにが?」
「義勇さんと全く話してないんだろ?」
「あぁ…」
今義勇さんの名前を聞きたくない
正直お互い大人気ないとは思っている
周りにも心配かけているのもわかってる
でも…
「義勇さんと…別れた方がいいのかな?」
「えっ」
突然涙が溢れるひなの
「だって…もうどうして良いのかわかんないんだもん」
ずっと義勇さんと別れようと
何度も何度も心に決めたが
愛している気持ちが変わらず
もう…どうしていいのか分からなくなっていた
そんなひなのに驚き長男の炭治郎は
急いで頭を撫でる
「泣くなひなの、義勇さんのことまだ好きなんだろ?」
「うん…」
「じゃあ1度話してみるといいんじゃないか?」
「…」