第17章 え?なにその格好…
~宇髄side~
とりあえずコイツら3人を嫁のいる店へ送り込まねぇと……
善「(コイツ(宇髄)面良すぎじゃねぇかよ)ムッスー」
宇「おい、女装させられてキレてんのか?
何でも言うこと聞くって言ったじゃねぇか」スッピン
炭「そうだぞ善逸
そんな怖い顔するんじゃない」
善「(女装なんかどうでもいいんじゃ!
普通に男前じゃねぇかよふざけんなよこの野郎)」
炭「それにしても華やかな所だな…」
宇「吉原 遊郭だからな
男と女の見栄と欲、愛憎渦巻く派手な夜の街よ」
伊「にしてもこの着物気持ち悪りぃ!!!」
宇「おいこら!脱ぐんじゃねぇ!!!!」
伊「うるせぇ!!!…お???
おい!!!なんかあの辺人がうじゃうじゃしてるぞ!!!」
シャラン…
宇「あ?あぁ、あれは花魁道中だ…
ん?あの花魁初めて見る顔だな」
善「あれが…花魁道中…」
宇「おい、おっさん
あの花魁新人か?」
男「おぉ!久しいな!最近全く来ねぇじゃねぇの!
…あの花魁のことか…すごく美人だろ?
ときと屋の桜姫花魁だ」
宇「桜姫…?」
男「あぁ、なんだ兄ちゃん気になるのか?
言っておくがあの花魁は誰とも肌を重ねる事はねぇよ
いくら払ったって無駄だぜ
ま、気になるならときと屋へ行きな」
宇「あぁ…」
炭「…宇髄さん?」
宇「おい、ときと屋に行くぞ」