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真選組総長ですけど柱やってます…?

第15章 意外な訪問者




『…なんか一気に静かになったね』



冨「あぁ…そうだな」



『……』



冨「……」



そこからしばらく沈黙が続いた
義勇との沈黙は居心地が悪くなることは無いし逆に安心する




『あ、そうだ義y「」…なに?』




義勇の片手が私の頬へ伸びる

…頬へ伸びる???
え、どうしたの義勇くん




冨「あまり心配させるな…

お前が重傷を負って蝶屋敷へ来る度に寿命が縮む
もっと自分の身体を大切にしろ」




『ごめん…』




冨「にもしもの事があると思うと辛い

…誰よりも大切なお前を失いたくない」



『…義勇?』




冨「俺はお前のことが──




…ッ誰だ!!!」ビュン 近くの花瓶を投げる




?「…おい、いきなりそんな物投げるな」




『なっ…何でこんなところに!!!?




猗窩座!!!』





冨「こいつが上弦の参…
何をしに来た

お前は俺の後ろにいろ」スチャ…




『義勇…』





猗「刀をしまえ
今日は戦いに来たわけではない
に会いに来た」




冨「…なんだと?

に何の用だ」





猗「詫びに来た」




『………は???』



…え?猗窩座が?

十二鬼月で尚且つ上弦の参である鬼が?
詫びに来た???


え?えええ?
一体どういう……?




猗「……
鬼殺隊であるとはいえ、女であるお前に重症を負わせた事を謝りに来た
すまなかった」




冨「…何を企んでいる」




猗「何も企んでなんかない

ただそれを言いに来ただけだ
…それとこれを使え すぐに傷が治る」




『え、あ、どうも…???』




冨「!!!」



『…危険なものは感じとってないから大丈夫』



猗「そんな怪しい物じゃない
…鬼の俺が言うのもなんだけどな

用は済んだ俺はもう帰る」シュ!!!




冨「おい待て!!!!」




…どうして猗窩座がこんなことを???

全くよめない…
貰った薬も危険な物じゃなかった
わからない…



冨「(アイツに告白邪魔された)」
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