第12章 敵は鬼だけとは限らない
──…
善「政府公認の組織じゃないからな
俺たち鬼殺隊
だから堂々と刀持って歩けないんだよ本当は」
炭「一生懸命頑張ってるのに…」
善「まぁ仕方ねぇよ」
炭「…無限列車っていうのに乗れば
煉獄さんに会えるはずなんだけど…
すでに煉獄さん乗り込んでるらしい」
善「その人に会うのかよ
じゃあ切符買ってくるから静かにしてるんだぞ」
炭「わかった!ありがとう!」
──…
鴨「また会えることになるね
…くん──」
魘「何してるの鴨太郎
早く行くよ」
鴨「あぁ」
──…
──桜邸──
『……ッ?!!』
土「どうかしたか?」
『いや、なんでもない…』
今のはなんだ…???
嫌な予感がする………
椿「カァカァ!!! 主様!!! 無限列車ニテ
十二鬼月デアル 下弦ノ壱 ガ 出現
炎柱、炭治郎、善逸、伊之助、禰豆子 五名ガ戦闘中
主様 十四郎、総悟
直チニ 現場へ向カエ!!!」
土「なんだと?!
……!!!!」
『(…嫌な予感はこれか?)
2人とも急ごう』
沖「あぁ
姐さんまた無理はしないでくだせぇよ」
『えぇ』
──もしかして アイツがいるのかもしれない
また会うなんてね…