第2章 おにたいじ
『…ん…?』
鱗「おい、大丈夫か?」
『…あ、すみません大丈夫です…』
鱗「いや、いい儂は鱗滝左近次というものだ」
鱗滝左近次……なんかすごい名前だな……
鱗「真選組 総長と言ってたな
いきなりだが 鬼狩りに興味はないか? 」
『……はい?』
いやいやいや 鬼狩り????
え、いきなりすぎない? え、おじいちゃん大丈夫?
鱗「ちょうど今隊士達が減っていてな…
どうだいっちょやってみないか?」
いやまて じじぃ 今どきの居酒屋の客引きでも
お姉さんこの店のお酒上手いよいっちょどうよ!
みたいなのないからね???え?
『…鬼狩りということはこの世界には
鬼が存在するということですか?』
鱗「そうだ」
かれこれ1時間おじいちゃんが鬼について熱く語り出した。
わかったことは
おじいちゃんは鬼殺隊という鬼を退治する組織の元柱ですごい強い人だったということ。
鬼というのは人間を殺しそして食す
そして身体能力も高く治癒力も高いこと。
鬼を倒すためには頸を斬らなければならない。
もしくは日光を浴びさせること。
そして
鬼を増やせるのはこの世で1人しかいないこと。
その名も
鬼舞辻無惨