第8章 天下一品のご馳走&天下一の花嫁 / ◆
だから、愛しいお前に誓うよ。
永遠に消えない想いの炎を燃やすと。
「ぁっ…ぁあぁぁ………っっ!!」
美依の二度目の絶頂も早かった。
甘美に声を上げたかと思ったら、ぎゅうっと昂りを搾り取るように締め上げて。
そんな蜜な刺激に耐えられる筈もない。
「んっ…っ……!」
俺も息を詰め、自らを解放した。
突き抜ける感覚と共に、その熱い欲望は美依の奥深くに注がれて…
目の奥に火花がチカチカと散っては、軽く目眩まで起こる。
……最っ高に、気持ちいい。
その余韻に浸ったまま己を抜くこともせずに、軽く息を整えていれば。
間近で揺れる美依の表情が、ふっと和らいだ。
「……秀吉さん」
「ん…どうした?」
「私をお嫁にもらってくれてありがとう」
「当然だろ?お前しかいないよ」
「ふふっ、嬉しい」
見れば、はにかむように笑っている。
ああ…馬鹿みたいに可愛い。
俺の嫁は、天下一だから。
だから…今夜の熱は、冷めないほどに燃える。
「もう一回…する?」
「……っ秀吉さん、中、大きく…!」
「全然お前が足らないから、もっと愛する事にする」
「ぁっ……!」
運命巡って、結び合えた奇跡。
手を取り、一つの道を歩いていこう。
俺達はまだ、始まったばかりだ。
きっと…光ある未来を築くことができる。
その証拠が、ほら。
美依の言う『はねむーんべびー』に気づくのは、また少し先の未来の話。
幸せの絶頂を、さらに上に押し上げる…
天井なしの幸福感に満たされるのだ。
天下一の花嫁
了
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*おまけの小話
べったーに上げる作品は
書きたい要点を絞ってあるので
サクッと書けるのが魅力です(笑)
良かったら、未艶Twitterから
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色んなイチャコラSSが
上がっておりますよー(笑)
2020.05.31
未艶拝