第4章 蝶屋敷で働く私と炭治郎様の物語〜嫉妬編
「…動けるか?」
『…は、はいっ…///』
「…じゃあ、四つん這いになって…」
『…えっ!?///』
ぬるっと引き抜かれて、私は言われた通りに四つん這いになった。
こんな動物の交尾みたいな格好、恥ずかしすぎて顔から火が出そうだった。
『…た、たんじろうさんっ、あ、のこれはっ///』
「ん? 後ろから挿れるからな、疲れたら腕は支えなくても平気だ」
『…でも、た、たんじろうさ、…ひゃあぁあっ///』
「…ごめん、もう限界、なんだっ…」
炭治郎様のお顔が見れなくて不安な中、また一気に貫かれる。
いつもの体勢よりも格段に奥まできていて、何も考えられなくなった。
「…うっ、はぁ、気持ち、いいっ… リルルっ」
『…はぁ、ぁあっ、んんっ、たんじろ、さんっ…ぁあっ、んやぁっ、ぁあっ///』
身体が前後に揺れるくらい強く揺さぶられる。
イったばかりの身体にはこの刺激は強すぎて、だらしなく口から唾液が溢れていく。
こんな顔炭治郎様には到底見せられなくて、この体勢でよかったと思う。
「…はぁ、はぁっ、そろそろ、イくぞ、んっ、気持ち、よすぎ、ぁあっ、イ、くっ、リルルっ」
『…んっ、あんあん、ぁあっ、たんじろ、さんっ…私も、気持ち、いいっ…あんっ、イっちゃ…やっ、んぁあぁっ///』
電撃が走るような快感が身体中に駆け巡り、盛大にイってしまった。
炭治郎様も寸前で引き抜いて欲を出していた。
*
行為が終わって炭治郎様はずっと私を抱きしめていた。
顔を見るとニコニコと笑っている。
『そんなに、嬉しいんですか…?』
「嬉しいに決まっているだろう? リルルが嫉妬してくれたんだからなっ」
『……む、私は嫌ですっ…』
あんな思いは出来ればしたくない。
『炭治郎さんは嫉妬したことないからそう言えるんですよ…っ』
「…本気でそう思っているのか?」
『…っ!?』
声のトーンが低く顔も真剣な顔になる。
「…俺は毎日、嫉妬してる、本当なら仕事もやめさせて監禁させたいくらいだ…」
『…か、監禁って…』
「…それくらい、リルルのことが好きなんだからな」
『…うっ///は、はいっ…』
炭治郎様はまた私に口付けをした。
END