HUNTER × HUNTERに無理やり転生してみた
第3章 さぁいざ!出発だ!
「よーーしっ!こんなもんでいいっしょ!さぁ、トリップするか!」
「ホントにするのぉ…?んでどうするの?」
「2人でトリップするにはね。1人がもう1人の周りを踊り狂えばいいんだよ♥」
冷たい目で友人が見てくる。気にしない!僕は構わず友人の周りを踊り狂い始めた。
「うっっわ……すごく他人になりたい気分そしてすごく嫌だ。目も会わせたくな…ん?なんか眩しくなってきた!?!?」
「ひゃっふぉおおおお!!!!!」
あたりは光に包まれて2人はある場所に着いた。
「やぁ。わしは神様」
「え…はぁはぁ…踊り疲れた。友人よ大丈夫?」
「馬鹿なの?死ぬの?てゆうかここどこ?あれは何???」
「あのー……」
「へ?生きてるよ?んん?ぶふっふぉ!やっべぇ、ほんとにテンプレ神様じゃん!!!神様Tシャツとかだっさ!!!!」
「ちょっ!言うな笑うだ…あははは!ダサい!」
しばらく二人で笑ってると。
「話を聞けい!!!!!!!!!!!!!!」
『はーーい』
怒られました。たんこぶいてぇ。
「とまぁ、察するにトリップ…しに来たのだな?まさかほんとにこんな方法試すバカがいるとは思わなかったぞ。」
「バカはこいつだけです。私は巻き込まれました。」
「の割に抵抗しなかったやん!」
「あーー!もうややこしいんじゃい!んで?この紙に書かれた通りにトリップしたいんじゃな?!ええい。めんどくさい!とっとと行ってこい!」
『う、わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!』
なんて神様だ!!!!!!!少しくらいトリップできたことに浸らせろよ!と思った時には友人の名前が分からなくなってきた、過ごしてきた場所、家族も思い出せなくなっていく中で自分らの体が変化していくのを、微睡みの中で感じた。それはきっと友人も同じだろう。
目が覚めたらそこはゴミの山が沢山あるところだった。そして二人はこう思った
《戻らないと。》
と……。