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【弱ペダ/新開】王子と女の子D【甘】

第1章 No.1



やめてよ。

ちょっとだけ『そうなったらいいな』って思っていたことが
現実になってしまうと、人間ってこんなにもびっくりするのね。

私は固まってしまった。


(…どうしよう。)


新開「ちゃん?」

「…。」

新開「おーーーーい」

「あっ、え、あ、よ、よろしくね!」

新開「うん、よろしくね。」

なんだ恥ずかしくなってしまって、
私はすぐに下を向いてしまった。

わざわざ私の前まできてくれた新開に
私は半端じゃないほどの間抜けな顔をみられたし…
下向いちゃったし…最悪。

ていうか…久しぶりに名前呼ばれたな。



新開「ていうか、久しぶりだな。」



・・・ってまだ前にいたんかい!!!!!!



「あ、うん、そうだね…。」

新開「あれ、もしかして一緒のクラスも初めてじゃないか?」

「そうだね、初めて…。」

新開「そうかそうか!なんだかうれしいな!ちゃんとちゃんと話すのも一年生の頃の尽八の家以来だな!!」

あ、ちゃんとそれ覚えてたんだ…。
女の子Dとの思い出まで、覚えてるなんて
さすがです、新開隼人。

そりゃモテるわ。

しかもきっとそれは、無意識でやってることなんでしょ?
生粋のモテるやつじゃん。

尽八なんて意識してかっこつけてるから、
この人はやっぱり、本当にモテる人だ。

新開「同じ委員だし、同じクラスだし、これからはもっと話す機会増えるな。改めてよろしくねちゃん。じゃ、部活行ってくるわ。」





神様、これは夢ですか?



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