第31章 21 23話目
今日はそらるさん以外みんな仕事でいない
つまり家には俺とそらるさんの二人だけ
朝ご飯を食べてみんなが出かけたあと
なんとなくそらるさんの部屋へ向かった
桜『そらるさーん 入っていいですかー?』
ドアの向こうから
そ「んー?いいよー」
と緩い返事が聞こえたので俺はドアを開けた
そらるさんはベッドの上でスマホをいじっていた
そらるさんはスマホを置き体を起こして
そ「どうした?」
と尋ねてきた 特に用もなく来たため
どう返せばいいのか一瞬迷った
桜『暇だったので来ました
何となくってやつですかね…
忙しかったですか?』
そ「いや、そんなことないよ
俺も桜んとこ行こうか迷ってたし
ちょうどいいや」
桜『なんかあったんですか?』
そ「俺も何となくだな」
どうやらお互い訳もなく会いたかっただけのようだ
そ「初めてあったときも言ったけど
俺には別に敬語使わなくていいんだよ?」
桜『あ、そっか
みんながそらるさんに敬語使うから
つられて俺もそうしてました笑』
そ「そっか周りの奴らにも
別ににいいって言ってるんだけどな…」
桜『じゃあ俺はお言葉に甘えてタメで!』
そ「おう」
それから10分ほど二人で歌の話をしたり
布団の上で駄弁っていると
そ「なぁ桜…」
桜『ん?なぁに?』
そ「お世話…頼めるか…?」
そらるさんはスマホを見たまま話しかけてきた
桜『うん、いいよ?』
返事をするとそらるさんはスマホを置き
のそのそと近づいてきて
優しく俺を押し倒し手を握った
所謂 恋人繋ぎ と言うやつだろうか
俺も握り返すとそらるさんが
そ「目、瞑って」
そう言ってキスをしてきた
はじめは触れるだけのを何度も
後になるにつれて大人のキスへと変わっていった
桜『んぅっ///っんふ
んんんっ///』
それだけで軽くイきそうにった
そ「大丈夫か…?」
こくこくと頷くとそらるさんは俺の服をめくった
桜『ねぇ今日はゆっくりシよ…?///』
そ「ん?あぁ、俺もそのつもり
実は今日楽しみにしてたんだ
二人きりは久しぶりだろ?」
確かにそうだ 前に一度二人のときはあったが
そのときは一日中部屋にいた気がする
そんなことを思い出していると