第20章 12 16話目
桜side
目が覚めるとそこは
いつも見ている天井ではなく
浦田さんの上半身と談話室の天井だった
時計を見ると午後1時
起き上がろうと思って少しだけ頭を上げた時
浦田さんを起こしちゃ可愛そうだと思い
またもとに戻すが
起き上がろうとしたのに気づいたのか
浦田さんが
浦「桜、おはよ、」
と俺の頭をなでながら言った
桜『おはようございます』
少しだけ口角を上げ返事をした
浦「俺の部屋で寝なおそうぜ」
そう言って浦田さんは俺の手を握り
立ち上がった
桜『ありがとうございます』
目をこすりながら浦田さんについていき
ベットで二人、寝直すことにした
次に目が覚めたのは午後5時程度だろうか
浦田さんに晩御飯の準備してきますねと
小声で囁きベットから立ち上がった時
浦「俺も行く」
と眠そうに俺の腰に抱きつきながら言った
桜『まだ寝ててもいいんですよ?』
浦「桜と一緒にいるの」
浦田さんは隣に立ち俺の服の袖を少しだけ握り
浦「行くよ」
と先を歩いた
桜『ふふっわかりました』
俺達は一階の談話室へ向かった
談話室には寝なおそうとしたときにいた
3人はいなくなっており
浦「各自部屋に戻ったんだろ
まーしーとセンラはどっちかの部屋かもな」
浦田さんはそう言った
俺は風呂での出来事を思い出し顔を赤くした
浦「思い出した?」
ふふっと笑いながら浦田さんが言った
桜『そ、そんなこと、、、
なくもないわけでも
ないかもしれないです』
浦「いやどっちだよ笑」
俺は料理をしながら、
浦田さんはソファに座って
そんなような他愛もないような話をした
その後みんなが帰ってきたり起きてきたりして
今日の夜ご飯は昨日から食べたかったハンバーグ
皆にはとても好評でした
洗い物はそらるさんも手伝ってくれて
空っぽになったお皿洗いはやっぱり
嬉しくなるなんて話をして
皆で歌の話やゲームの話をしました
明日は天月くんとluzくんがお休みで
他のみんなは声優やイベント、打ち合わせで
お仕事に行くそうです
その後また明日と挨拶をし各自部屋に戻った