第6章 三角関係 ~陵vs長谷川~
一時間経過。
理沙たちはゲーセンを出た。
ここまでは何も起きていない。
俺たちも追う。
『陵ー、腹へったー。帰っていい?』
『ダメだ。今度マックおごるから我慢しろ。』
『ダブルチーズバーガー2つな。』
どうでもいい会話をしながら理沙たちを尾行。
次はどこへ行くんだ?
歩いて数分。
近くのファミレスに入った。
『拓真、入るぞ!』
『やった!食べれる!!』
カランッカラ
入店。
俺らは理沙たちが見えるところに座った。
今、メニューを注文してるっぽい。
『拓真はなんか注文しろ。俺のおごりだ。』
『よっしゃぁ!陵くん太っ腹!!』
ご機嫌よく、注文する拓真。
俺もなんか食べるか…
二人の様子を見ながら注文した。