第4章 デート(?)終了後。
着いたのは誰も使っていない、準備室。
なぜここ?
そう思っていたら…
ドンッ (← 壁ドン
!!
逃げ場なしの状態に。
『なんで首に絆創膏してんだよ。』
陵が絆創膏を触る。
『あ、これは痒くて赤くなっていたから貼ったの。』
陵は不機嫌そうだった。
『俺の印、塞いでんじゃねーよ。』
ビリッ
絆創膏を取られた。
『へ!?印?』
意味がわからない。
『俺が噛んで付けたんだよ。』
……………………………
『えええ!?!?』
確かに土曜日、陵は私の首を噛んでたけど…!
印をつけるためだったの!?
『へ…あ…』
言葉を失う私。
『次塞いだら、全身に印付けるからなっ』
ニヤッとして準備室を出ていく陵。
印…
拘束プレイの怖さを改めて知った私でした。