第3章 デート!?
『…無理。』
『俺に逆らうの?』
陵が睨む。
ひぇーー(゜Д゜)
怖い!!
『……』
結局私も寝転がった。
『よし、いい子だっ』
頭を撫でられる。
が、
私はそれどころじゃない。
緊張で心臓が破裂しそうだった。
キシ…
ベッドの軋む音が聞こえる。
恐る恐る天井を見ると…
陵の顔があった。
『あ、の…』
『家に誘われたときから警戒しとくべきだったな。』
……
声が出ない。
『そんな顔されたら、我慢できなくなる……襲うよ?』
『!!////』
甘い声で囁かれた。
『無防備だなぁ理沙は。』
そう言って陵は私の首に顔を埋めた。