第12章 暴風警報発令しちゃいました。
*陵side*
理沙を家まで送った後、引き返した。
自分の家が見えてきたと思ったら、麗華がいた。
『^^』
『なんだよ、待ち伏せして…』
『ちょっと聞きたいことがあってね』
『?』
少し真剣な表情になる麗華。
でもそれは一瞬で、すぐにいつもの表情に戻った。
『てか理沙ちゃん、めっちゃ可愛いね!しかも素直で礼儀正しいし。いい当たりくじ引いたわね~^^』
『人をくじとか言うな。』
一応ツッコむ。
『結構胸もあるしね?』
『ど、どこ見てんだよお前。』
昨日の夜のことを思いだし、少し動揺した。
『で、聞きたいことって?』
『ああ、本題はそこね…』
麗華は またさっきのような真剣な表情になった。