第12章 暴風警報発令しちゃいました。
『……っ』
私は胸を隠して陵を睨んだ。
『な、なんだ…起きてたのか。』
『なんだじゃねーよバカッ!!いきなり乳首摘ままないでよ!』
あんなに強く…
『そんな格好で抱き付かれたら、理性飛ぶに決まってんだろ?……ん』
開き直ったと思ったらチュッと軽くキスをしてきた。
『~~っ!////』
『動揺しすぎw』
クスクスと笑う陵。
『んじゃ、先に下行ってるぞー』
陵は部屋を出ていった。
『~~っ////』
布団に顔を埋める。
怒ってたはずなのに、ドキドキさせられて悔しかった。