第12章 暴風警報発令しちゃいました。
カチャリ
『え…鍵?』
『そ、実はこの部屋は鍵かけれるんだよ^^』
『……』
なんということでしょう…逃げ場がないじゃないですか。
『ひゃ…!?』
そう考えているうちに、お姫さま抱っこをされ
ベッドへ降ろされた。
そして両手首を頭上で縛り、ベッドに繋いだ。
『や…何で…っ』
『今日俺の誘いを全部拒否った罰。』
そう言って私の首筋を舐めた。
ビクンッ
“抵抗できない”頭の中でその言葉が駆け巡り、心臓がバクバクしていた。
それでも陵はお構い無く肩にも噛みつくようなキスをする。
『ん…っ』
『…っは、もっとエロい声出せよ…』
陵はプチプチとブラウスのボタンを外した。