第10章 臨海学校
いやいやいやいや
落ち着け自分。
迷子になったなんてみとめないぞっ!!
でもどうしよう…
……………………………
…あ、電話すればいーじゃん。
そうだその方法があった。バカだなぁ私。
スマフォを取り出す。
これで私は助かー…!!
ピーーー(←充電切れの音
『ふざけんなっ!!』
思わず叫ぶ。
だが、いくら叩いても起動しない(当たり前)
ああ、私は死ぬんだ…
お父さん、お母さん、お兄ちゃん、陵、みんな…
さようなら…(大げさ)
『理沙ーーー!!!』
『?』
どこからか声がした。