第2章 本性
~放課後~
ドキドキドキ
私は教室で秋元くんを待っている。
胸がザワザワする!!
ガラッ
『ごめんね、お待たせ市川さん。』
秋元くんだ。
『ううん!そんなに待ってないよ!!…話って何かな?』
『いきなりだけど…俺と付き合ってほしい。』
やはり、告白だった。
…………………………
『…っごめんなさい!!』
『え…?』
『私…秋元くんのことは好きだけど、恋愛感情よりあこがれのほうが強いんだ…。今の状況では付き合えません。…ごめんなさい。』
(↑告白だと予測して返事を考えていた。)
恐る恐る秋元くんを見る。
『はは…』
秋元くんは笑った。
『秋元くん?』