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※ドS俺様男子にご用心※

第6章 三角関係 ~陵vs長谷川~


ガラッ


図書室に入ると長谷川くんがいた。


『ごめんねっ…待った?』


無理矢理笑顔を作る。


『ううん、今来た。……て、理沙ちゃん。』


『ん?』


『泣いたの?』


『……へ?』


『目がちょっと腫れてるし、鼻声だから。』


バレた…


『…っ泣いてないよ。』

ヤバい…また泣きそう。

ギュッ


『!!』


長谷川くんに抱き締められる。


『辛いことがあったんでしょ?泣いていいよ…』


そんなこと言われたら…









『く…っふぇ…ヒクッ』




私は長谷川くんの腕の中で小さく泣いた。


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