第2章 宇髄天元 (R18)□俺に抱かれる派手フラグ
『…え?…してくれんの?』
あぁああ!!やり方分かんないよぉぉお!
そんな嬉しそうにしないでっ。
ドアの手前でそんなにキラキラして
振り向かないでぇええええ!!!!!
何でもしてあげたいけどさ、どうしよう。
何してあげたらいいんだろう……。
やばい、なんか焦りすぎて泣きそう。
『ごめん、気を使ってくれたんだよな。
………俺とすんの流石に嫌になったか?』
「ち、ちがうっ!!」
そんな訳無いじゃん。何言ってるの!?
そんな顔しないでよ、私も焦ってるのに。
『…派手に情けないの分かってるから。
良いんだぞ?……その。仕方ない。』
情けなくないし、寧ろ嬉しいのに。
そんな顔しないないでよ、
何で分かってくれないの?
私だっていっぱいいっぱいなのに…。
「天元がいいの!!天元なら何でもいいの!!」
分かってよ!!何で気付いてくれないの…
いつも私の事…見透かすように
………分かってくれるのに、何で?